代表者(崎田)コラム

倒産したらどうしようと思うと怖くてマイクロ法人を立ち上げることができません。どのようなリスクを想定すればよいでしょうか?

コラムです。あなたの人生にとってほんの少しでも、良いスパイスになれば嬉しいなと思います。このコラムは【しがらみなし】で書きます。起業する人、社長さんに必要であれば【タブーな話】もします。ご了承のうえ、お読みいただけると幸いです。

倒産したらどうしようと思うと怖くてマイクロ法人を立ち上げることができません。どのようなリスクを想定すればよいでしょうか?

「倒産したらどうしようと思うと怖くてマイクロ法人を立ち上げることができません。どのようなリスクを想定すればよいでしょうか?」
というQuoraでの質問に回答させてもらいました

マイクロ法人とは役員(兼出資者)があなただけの法人ですね。

ん~~複業、副業なのか、ガチ起業なのか分かりませんが、もし複業・副業でのマイクロ法人設立であれば、倒産というのはあまり気にしないでいいと思いますよ。地味~に続けてゆく人がほとんどです。

売上がなくとも、毎年、都道府県・市町村の法人均等割(あわせて約7万円)さえ払ってゆけば、継続できますし。(確定申告は必要)
年7万円払って、【起業家】や【実業家】、あなたがお若いのでしたら【青年実業家】と名乗ることができる^^

倒産とは、会社の破産のことを指しておられると思います。
実は倒産って、意外とお金がかかることなので、したくてもできない人もいるんですよ。弁護士が入る破産管財人の事案となってしまうときは、費用負担が大変なんです。だって倒産間際でしょ。お金、ないに決まってる。

質問の趣旨からズレそうなので戻します。
どのようなリスクを想定すればいいか?ですよね。あなたがガチで起業する(=サラリーマンをやめて起業する)という前提で話しますね。

リスクで一番大きいのは、会社に現預金がなくなって支払いができなくなったときの債務負担のリスクです。そこで倒産(破産)するか、解散するか、休眠させるか、という選択肢が出てきますが、いずれにおいても、融資の返済や取引先への支払いができない場合には、リスクと言えます。

ただ、個人として連帯保証をしていない場合で、会社運営に際して「善管注意義務」に違反していない場合、個人に責任は及ばないので、リスクとはいえません。

あとはリスクあるかなぁ…マイクロ法人ですし、無いんじゃないかな。

友達にお金を借りていたら、その友達と周辺の友人との関係は断絶しますかね。

あ、大事なのが残ってました。騙されるリスクです。
新人社長向けに【ひよこ狩り】してくる人たち、必ず、います。
社長が無知であるがゆえに、社長から搾り取ろうとする人たちのことです。

・いい顔して寄ってきて、未払いになる不良客
・何もきっかけがなければ買わないような設備を、飛び込みで営業してくる営業マン(リース契約が多い)
・社長であることで持ち上げて、持ち上げて、不利な投資をさせる証券マン
・強引な先物取引会社
なども、ひよこ狩り、といえるのではないか、と思いますね。

ちなみに、私も昔、ひよこ狩り、されましたよ。
リース契約が終わるまで、しんどかった…。

という感じかな…。

まあ、ボストン大学の実験結果でしたか、【やらない後悔よりも、やった後悔のほうが小さい】という結果が出ていましたし、ガチ起業ならある程度の慎重さをもって検討したうえでGOで良いと思いますし、複業・副業起業ならば、エイヤッ!とやってみて良いと思いますね。

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